Japanese whiskey 戸河内!日本のウィスキーでゆったりとした一時を過ごしてみては?
適量、または過少の酒
酒を与えないと 人は真理を見出せない
与えすぎても同様
皆さんこんばんは!
この一文は「人間は考える葦である」の名言でも有名なパスカルのパンセにある一文です。
こんな一文がラベルに刻まれたウィスキーと聞いてピンとくる方もいるかもしれません。
私が最近近所にあるバーに初めて入ったときに、注文したウィスキーなんです。
昔ながらの落ち着いた感じの雰囲気と白シャツがパリッとしたバーテンダーのいるお店でして、カウンターには所狭しとウィスキーが並んでいるその中の一つだったのですが、この一文に惹かれてロックでお願いしました。
そのウィスキーは「戸河内」(とごうち)という名前のウィスキーでした。
バーテンダーには「ウィスキーはよく飲まれるんですか?戸河内を注文される方はあまりおりませんので。」と言われてしまいました。
私は正直に「いや、普段はあまり飲みません。このラベルに書かれている文が気になったもので。」
「広島県の中国醸造という所が作っているウィスキーなんですよ。」と教えていただきました。
メジャーなウィスキーというわけでもないので、あまり聞いたことがないかもしれませんね。私も初めてお目にかかりました。
戸河内はグレーンウィスキーとモルトウィスキーをブレンドさせたもので中国酒造のHPにはこの戸河内ウィスキーと8年以上熟成されたグレーンスピリッツとモルトウィスキーをブレンドさせた戸河内ウィスキー8年が商品として出ています。
戸河内は微かな黄金色で、バーの照明の影響もあったのでしょうがまるで透明に近いように見えました。微かなピート香、味わいはまろやかで少し甘味がある中にも後味はスッキリしていてとても飲みやすいです。日本人好みに合わせたというのも頷けます。
私はすぐにこの戸河内が気に入り、家飲み用に帰ってからネットで注文してしましました。
落ち着いた雰囲気のバーで、ジャズを聴きながら、ウィスキーをゆったりと味わう。
たまにはこんな飲み方もいいものですね。時間がゆっくりと流れていきます。
皆でビールやら焼酎やらとガンガン飲んで楽しむのもいいですが、また違った楽しみがあります。
しばらくウィスキーとは疎遠だったのですが、再び巡り合ったことで改めてウィスキーの魅力に気付かされました。
「適量、または過少の酒」にはウィスキーがとても適しているのかもしれませんね!